BnK Solution において、私たちの使命は単に技術を提供することだけではありません。企業向けのデジタルソリューションを構築する一方で、コミュニティへの貢献も重要な責任であると考えています。

こうした思いから、2024 年に社内メンバーによってチャリティ基金「BKind」を立ち上げました。
BKind は「小さな善意の積み重ねが、大きな変化につながる」という理念のもと、ベトナム各地の子どもたち、学校、地域コミュニティの支援を目的に活動しています。ここでは、これまでに実施した 3 つの取り組みをご紹介します。

BKind #01 — 安全な飲料水の提供（ゲアン省 Kỳ Sơn 郡）

高地に位置する Phà Đánh 寄宿学校では、長年にわたり安全な飲料水の確保が課題となっていました。生徒および教職員は、急な坂道を下って水を運ぶ必要があり、日常生活に大きな負担がかかっていました。

2024 年 9 月、BKind は新しい飲料水供給システムの導入を支援し、安全な水が安定して学校に届けられる環境を整えました。また、新学期を迎える生徒へ制服や中秋節のギフトを寄贈しました。

BKind #02 — 厳しい冬に備えた支援（バクカン省）

2024 年末、台風 Yagi の影響により、ベトナム北部の山岳地域では甚大な被害が発生しました。特に冬の寒さが厳しい地域では、生徒たちに必要な防寒用品が不足していました。

BKind は Nam Mẫu 小中学校に対し、毛布、マット、保温インナー、靴下などの防寒用品を提供し、生徒たちが冬期も安心して通学・学習できる環境づくりをサポートしました。

BKind #03 — 寮の衛生環境改善（ジャライ省 Mang Yang 郡）

中部高原地域の少数民族コミュニティでは、学校設備の整備が大きな課題となっています。Đê Ar 小学校では、寄宿生向けの基本的な浴室設備が十分に整っていませんでした。

BKind は男女別の浴室 5 棟の建設を支援し、生徒が安全に利用できる衛生的な環境を整えました。この取り組みにより、生徒の健康や安心感、そして尊厳の向上につながることが期待されています。

今後の取り組みについて

BKind の活動は、持続可能な社会価値の創出を目指す取り組みの一環です。今後も地域社会への貢献を継続し、小さな支援を積み重ねることで、社会にポジティブな影響を与えていきます。